ときどき見かけるのですが、内容の伝わらない文章を書く人がいます。今日は、内容を伝える重要性について書いてみます。
添削指導を受ける前の文章を拝見すると、約半数の人が、何を書いているのか内容の伝わらない文章を書いています。特に複数年で不合格になる人に多い傾向にあります。当然ですが、文章を書いている本人は、内容をよく理解しているので内容が伝わると思っています。本人は、大丈夫と思っています。だから複数年で不合格なのです。複数年で不合格になっている貴方の事です。
技術士試験の解答で採点官に内容が伝わらないとどのように採点されるか説明してみます。
まず採点官は、解答を読んで意味が理解できないと「何を書いているのだろうか?」と一瞬考えます。ですが、解答文を読み返しません。なぜなら、膨大な手書き文章を手渡されて「期限までに採点して下さい」と試験センターから指示されます。そのため、内容の理解できない文章の場合は、「意味不明の文章」として採点します。すなわち、不合格です。これは、内容の正否を問いません。内容が正しくても意味が不明であれば、不合格判定します。
私(坂林)が考えるに、不合格の大部分が、内容の伝わらない文章で不合格判定されていると思っています。複数回不合格になっている貴方も同じです。貴方の書いた文章の内容が、採点官に伝わらないのです。
今年の試験で合格したい貴方は、内容を伝える事を最優先にしてください。内容が伝わって初めて採点してもらえます。内容の伝わる範囲で一番高度な内容を記述してください。内容が伝わらなければ、即決で不合格判定です。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。
もし、どのように勉強してよいか解らない人は、JESの技術士合格セミナー(←ここをクリック)に相談してください 。
最速合格テクニックで、最短合格を目指しましょう。
当会の技術アドバイザー
坂林和重先生
株式会社日本技術サービス代表
「電気と資格の広場」代表幹事
———————————————————-
弊社から新しい本が出ました。
【技術士参考書】2020年度 新試験制度対応【改定2版】の参考書
JESから新試験制度対応の参考書【改定2版】がでました。
2019年11月10日発売です。
JESの講師陣に協力を得て2020年度の新試験制度で合格をするための技術論文作成法を記述しました。
1人でも多くの人に合格して頂こうと考えています。
購入して頂ける人は、Amazonから予約(←ここをクリック)ここから可能です。
【1】新刊 2019年11月10日 改定第2版で新規発行
技術士第二次試験 合格する技術論文の書き方 【第2版】
A5版 約250頁
本体価格 2,970円
2020年度 新試験制度対応参考書の発売は国内初です。
●大公開!全部門対応「三分割展開法」と必勝法。
●筆記試験の全てが記述式で実施されます。
●重要性が高まった「論文」の書き方を詳しく解説!
【電気の資格 受験スケジュール】
申込期間 | 試験日 | その他 | |
●1級電気工事施工管理技士 | 2月中旬~2月下旬 | 学科試験:6月中旬 実地試験:10月中旬 |
合格証明書交付申請: 2月上旬~2月中旬 合格証明書交付:3月中旬 |
●2級電気工事施工管理技士 | 7月上旬~7月中旬 | 試験実施:11月中旬 | 合格証明書交付申請: 2月上旬~2月中旬 合格証明書交付:3月中旬 |
電験3種 | 5月中旬 | 9月上旬 | 申込は、インターネットと郵送がある。 |
第1種電気工事士 | 7月初旬 | 筆記試験:10月上旬 技能試験:12月上旬 |
|
第2種電気工事士 | 3月中旬 | 筆記試験:6月上旬、10月上旬 技能試験:7月下旬、12月上旬 |
年2回実施 |