抜群の学歴の持ち主ですが、何年たっても技術士に合格できない人が稀にいます。全国的に有名な大学や大学院卒の技術者です。今日は、そのような高学歴の人が陥りやすい落とし穴を説明してみます。
高学歴とは、学校教育を意味しています。日本の学校教育は、江戸時代から明治時代に入った時に大変革が起きました。明治時代に移行するときに、欧米の科学技術との差を急速に詰めるための教育がスタートしました。
どのような教育かというと、知識習得偏重の教育です。欧米の科学技術を知り、理解し、利用するという教育です。そのため、学校教育でも、知識詰め込み型の教育が重視されました。
いまでも知識量豊富な人が、高学歴者に多い要因になっています。ここが高学歴者で技術士試験に合格できない原因です。
技術士は、海外の資格をモデルに作られています。「技術士=技術コンサルタント」ですから、ある程度の知識が必要です。ですが、ある程度以上の知識があれば、知識量で合否を決めているわけでありません。
高学歴で成功体験のある人は知識量で合格しようとします。知識量をいくら増やしても合格できません。技術士試験で求められているのは、高度な専門的応用能力です。この部分が理解できる人は、比較的速やかに合格できます。
では、合格に向けてがんばりましょう。
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最速合格テクニックで、最短合格を目指しましょう。
当会の技術アドバイザー
坂林和重先生
株式会社日本技術サービス代表
「電気と資格の広場」代表幹事
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【電気の資格 受験スケジュール】
申込期間 | 試験日 | その他 | |
●1級電気工事施工管理技士 | 2月中旬~2月下旬 | 学科試験:6月中旬 実地試験:10月中旬 |
合格証明書交付申請: 2月上旬~2月中旬 合格証明書交付:3月中旬 |
●2級電気工事施工管理技士 | 7月上旬~7月中旬 | 試験実施:11月中旬 | 合格証明書交付申請: 2月上旬~2月中旬 合格証明書交付:3月中旬 |
電験3種 | 5月中旬 | 9月上旬 | 申込は、インターネットと郵送がある。 |
第1種電気工事士 | 7月初旬 | 筆記試験:10月上旬 技能試験:12月上旬 |
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第2種電気工事士 | 3月中旬 | 筆記試験:6月上旬、10月上旬 技能試験:7月下旬、12月上旬 |
年2回実施 |