2020年6月17日(水)、当会「第5回定時総会」をWeb会議ツール「Zoom」を利用したオンラインにて開催しました。
【第一部】
犬養会長が開会のご挨拶のあと引き続き議長を務められました。
岸本副事務局長より議事が発表され、第1号議案から第5号議案まで、全ての議案が滞りなく承認可決されました。
【第二部】
はじめに、参議院議員(自民党副幹事長) 北村 経夫 様よりご挨拶をいただきました。
【第二部】
その後、犬養会長と橋本代表理事よりご挨拶がありました。
【代表理事挨拶】橋本代表理事
全国設備業IT推進会は、設備業のIT化の推進、経営基盤の強化、会員組合・協賛メンバーの情報交換や交流を目的として、2006年に任意団体として設立以来、15年目を迎えました。
今般のコロナ禍により、ワークスタイルの変化を強いられ、将来の予想が出来なくなってきた今、我々の生き方や働き方を変化させることで、この状況に柔軟に対応していくことが重要です。
指数関数的に急速に進化するITを活用しながら、取り巻く環境の変化に柔軟に対応し、企業を存続させていくことを今年度のテーマとして掲げていきます。
今年度特別テーマ
「柔軟性を持って企業を継続させる!」– Flexible & Sustainable -(柔軟性と継続性)
withコロナの新時代へ柔軟な対応を行い、同業種・異業種で知恵を出し合い、先行き不透明な時代を団結して乗り切る、「設備業2.0」として大きく進化するために、当会全員の総力で取り組んでいきたいと思っております。
引き続き皆様のご支援ご鞭撻を宜しくお願いいたします。
粕井事務局長より「第4期活動報告」「第5期活動計画」が発表されました。
【第4期主要施策に対する報告】
- IT有効活用支援
・設備業でのIT活用事例紹介
⇒ 協力企業を取材し動画にて紹介
⇒ 意見交換会にて2社より「設備業IT活用先進事例」発表
・継続的なセミナー支援
⇒ 組合主催、当会主催、協賛パートナー主催セミナーを全国各地で実施
・設備業の働き方改革をテーマにしたセミナー・フェアの開催
⇒ 人手不足問題の解決方法や、助成金・補助金の活用セミナーの実施
⇒ サイト、メルマガで働き方改革についての情報配信
・ITキャラバンの全国開催
⇒ 実施せず
⇒ 組合イベントとコラボした出展コーナーの設置
・先端技術研究会での取り組み
⇒ 設備業に関するAI最新技術の情報収集
⇒ 設備業で活用できる最新技術の提供 - 設備業界への支援
・人材育成
⇒ 初心者向け施工動画サイトの構築、運営支援
⇒ IT 活用事例の収集と動画配信
・人材確保
⇒ 若手人材の確保
⇒ 外国人労働者の活用
⇒ ASEANTEC 協同組合との協業
・補助金・助成金の情報配信
⇒ 設備業に活用できる補助金・助成金の情報提供
⇒ 経済産業省、中小企業庁との連携
・組合と共同でIT活用の研究
⇒ 設備業の課題を把握し解決策を検討
・事業承継への支援
⇒ 事業承継に必要な経営セミナーの提供
【第4期活動計画に対する報告】
- 新規会員募集と既存会員への周知
・目標会員数 : 60,000社
⇒ 実績:総数1,264組合 55,360社 (第4期新規加入:15組合、542社)
・会員組合事務局との連携強化
⇒ 定期訪問による関係構築と情報提供
組合ホームページ作成、NetMasterの利用促進、有料会員サービス紹介
・会員への周知
⇒ 専用サイト「設備経革広場」の更新・リニューアル(レスポンシブ対応)
⇒ 協賛パートナー製品の紹介動画や活用事例の掲載
⇒ メールマガジンの配信(約2回/月、送信先:約9,000件)
⇒ Facebookページへの投稿
⇒ 組合機関誌への記事広告掲載(活動内容、各種イベント、製品・サービス) - イベント参加による周知活動
・組合主催
⇒ 全国管工事業協同組合連合会 青年部協議会「第23回通常総会」(7/27)
⇒ 全日本電気工事業工業組合連合会
「創立60周年記念・第33回電気工事業全国大会」(10/16~17)
⇒ 関東電気工事青年部連合会「第8回会員大会」(11/16)
⇒ 各組合 通常総会、会員大会、賀詞交歓会への参加
⇒ 各組合 プライベートフェアの企画・実施
・展示会
⇒ 計17回の展示会に出展(3期実績:27回)
⇒ 橋本総業株式会社主催「みらい市2019」への出展
北海道(5/23)、中部(6/7~8)、東北(6/15)
⇒ 第67回電設工業展への出展(5/22~5/23) - 組合活動への協力
・非組合員の組合加入支援
⇒ 組合向けサービス(組合加入特典)の提供
⇒ 非組合員に対して組合の魅力を発信
・組合収益事業の推進
⇒ 協賛パートナー製品の組合員への販売 - 組合会員の業務効率化
・業務フローにおける課題解決策の抽出と対策
⇒ 設備業マーケティング委員会により実態調査を実施
実態調査の結果に基づいてフェアやセミナー、サイト、メルマガ等を通じて
解決ソリューションの提案を実施
・有料会員サービスの周知
・ITESファイル(共通フォーマット)の実証実験の実施
⇒ フォーマット標準化委員会にて実施
⇒ 検証済みまたは検証中の協賛パートナー:8社 - 組織の活性化(組織の見直し)
各種委員会・研究会活動報告
・働き方改革(生産性向上)委員会
⇒ 補助金、助成金の情報提供
⇒ 法改正(働き方改革)の情報提供
・フォーマット標準化委員会
⇒ ITES 搭載に向けて当委員会所属の協賛パートナー各社にて開発を継続
・バリューアップ委員会(VUP)
⇒ 組合向けバリューアップ企画
⇒ 協賛パートナーの活性化、バリューアップ
・設備業マーケティング委員会
⇒ 設備業の実態調査からニーズを把握、分析
⇒ 施工動画サイトの拡充
⇒ 魅力ある組合事業の実態調査
・先端技術研究会
⇒ 協賛パートナー加入誘致
⇒ 設備業への情報提供/企業訪問 - 協賛会員の募集活動、会員間の協業
協賛パートナーバリューアップ委員会(VUP)を中心に企画・実施
・協賛パートナーの募集強化(目標:100社、4期実績:57社)
⇒ 第4期新規加入:6社(3期実績:10社)
・特別パートナーの募集強化(目標:20社、4期実績:2社)
⇒ 第4期新規加入:0社(3期実績:1社)
・既存協賛パートナーからの紹介促進
⇒ 協賛パートナー各社の取引先等に対し当会の紹介をいただき新規加入に貢献
・設備業関係機器メーカー及び材料卸業者の加入促進
⇒ 資材商社イベントに出展し、当会の周知活動を実施
・ビジネスマッチング交流会及び親睦会の実施
⇒ ビジネスマッチング交流会実施:1回(6/5、参加者:13社23名)
⇒ 10月以降定例会にて各会協賛パートナー2社製品発表を実施
⇒ 懇親ゴルフコンペ実施:1回(12/8、参加者:12社15名) - 運営委員会との協働による活性化
・意見交換会の開催
⇒ 意見交換会の実施:1回(12/18、参加者:68名)
・運営委員の方と協力しセミナー等イベントの開催
⇒ 各イベントの企画、集客活動に対する支援
・未加入組合の加入促進
⇒ つながりのある組合をご紹介 - 会員向け特典の更なる充実
・セミナー開催
⇒ 実施:248回(3期実績:170回)
・IT フェアの実施
⇒ ITフェア in 岩手(8/7)
⇒ 組合イベントとコラボした出展コーナーの設置
・組合・組合員向けホームページ作成サービスの利用促進
⇒ 利用組合:88組合(3期実績:84組合)
・組合グループウェアNetMasterの活用
⇒ 利用組合:78組合(3期実績:77組合) - 有料会員サービスの周知と会員獲得
・協賛パートナーのイベントや組合イベントでのサービス周知と会員獲得
- 他団体や各省庁、メディアとの連携強化
・経済産業省、中小企業庁、全国中小企業団体中央会
⇒ 補助金・助成金関連の最新情報の収集
⇒ 推進会活動への支援及び後援
・一般社団法人コンピュータソフトウェア協会
⇒ 協賛パートナー募集活動
・メディア関係
⇒ 株式会社オーム社、株式会社建通新聞社、株式会社商工経済新聞社、
株式会社日本水道新聞社、株式会社日本設備工業新聞社、有限会社全日出版社 - 分科会活動施策
・分科会(東北 中部 関西 中国 九州)の定期開催
・地域ごとの意見交換会の企画と実施
・各種セミナー、IT フェア・キャラバンの企画と実施
・北海道分科会(第4期新設)
⇒ 全国管工事業協同組合連合会青年部協議会「第23回通常総会」併設展示(7月)
⇒ 札幌電気工事業協同組合青年部 組合員向け技術研修会
「インターネット電設申込システム(電設WEB)研修会」併設展示(1月)
・東北分科会
⇒ 「ITフェア2019 in 岩手」の実施(8月)
⇒ 山形県電業協会&山形県建築士会合同懇談会セミナーの実施(12月)
⇒ 協賛パートナー3社合同セミナー 展示併設の実施(2月)
⇒ 組合主催セミナー支援
・中部分科会
⇒ 全日本電気工事業工業組合連合会
「第33回電気工事業全国大会」(石川)併設展示対応(10月)
⇒ 名古屋市指定水道工事店協同組合 青年部主催
「支部対抗スポーツ交流会」に参加(10月)
⇒ 富山県電気工事工業組合 展示会出展
⇒ 組合主催セミナー支援
・関西分科会
⇒ 関西・中部・中四国分科会 合同交流会の開催(11月)
⇒ 資材販社(特別パートナー)展示会にて当会ブースで出展(6月)
⇒ ニーズにあわせた各種セミナーの開催
・中国分科会
⇒ 岡山県電気工事工業組合「コンプライアンス研修会」併設展示(9月)
⇒ 「中四国みらいフェア in 岡山」の対応(11月)
⇒ 組合主催セミナー支援
・九州分科会
⇒ 未実施
【第5期スローガン】
ITを活用した設備業界の経営の強靭化
「全国設備業IT推進会2.0」から「設備業2.0」へ
【第5期主要施策】
- 事業継続対策支援(新型コロナウイルス対策)
・テレワーク対策
・補助金・助成金・融資情報の収集と提供
・バーチャル展示会・Webセミナーの開催
・クラウド活用による支援 - 設備業における最新技術の活用検討
・設備業に関わる最新技術の情報収集、勉強会の実施(AI、5G、AR/VR等)
・設備業で活用できる最新技術の事例作りと情報収集
【第5期活動計画】
- 新規会員募集と既存会員への周知
・目標会員数:60,000社
・会員組合事務局との連携強化
・会員への周知 - イベント参加による周知活動(新型コロナウイルス収束後)
・組合主催
・展示会 - 組合活動への協力
・非組合員の組合加入支援
・組合、組合員収益事業の推進 - 組合会員の業務効率化
・有料会員サービスの周知
・ITES ファイル(共通フォーマット)の実用化と製品周知 - 組織の活性化(組織の見直し)
・テレワーク・Web 活用推進委員会(新規)
・補助金・助成金活用委員会(新規)
・ニュービジネス委員会(新規)
・フォーマット標準化委員会 (継続)
・バリューアップ委員会(VUP)(継続)
・セミナー・イベント実行委員会(事務局) - 協賛会員の募集活動、会員間の協業
バリューアップ委員会(VUP)を中心に企画・実施
・協賛パートナーの募集強化
・特別パートナーの募集強化
・パートナー名簿の作成
・IT関連団体との連携による募集強化
・既存協賛パートナーからの紹介促進
・設備業関係機器メーカー及び材料卸業者の加入促進
・資材商社が活用できるバーチャル展示会ツールの開発と提供
・組合・組合員との接点、交流機会の増加
(Web を利用した個別ヒアリング、意見交換会、情報配信)
・Web を利用したビジネスマッチング交流会の実施(年3回実施予定) - 運営委員会との協働による活性化
・協賛パートナーとの意見交換会の開催(年1回実施予定)
・地域分科会での意見交換会の開催(年1回実施予定)
・Web を利用した定例会や地域分科会への参加
・業界の実態について情報提供
・IT活用事例の収集
・各種イベント実施に向けた支援
・組合加入に向けた支援 - 会員向け特典の更なる充実
・組合・組合員向けホームページ作成サービスの利用促進
・組合グループウェアNetMasterの活用、機能強化
・ECサイトの運営 - 有料会員サービスの周知と会員獲得
・サイト、メールマガジンでの情報配信
・組合収益事業としての展開 - 他団体や各省庁、メディアとの連携強化
・経済産業省、中小企業庁、全国中小企業団体中央会
・一般社団法人コンピュータソフトウェア協会
・特別非営利活動法人 ITコーディネータ協会
・メディア関係 - 分科会活動施策
・分科会(北海道 東北 中部 関西 中国 九州)の定期開催
・各種Web セミナー、バーチャル展示会の企画と実施
・地域ごとの意見交換会の企画と実施
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」では、各委員会・研究会の主査の方々にご発表いただきました。
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」
働き方改革(生産性向上)委員会
主査:特定非営利活動法人 日本個人・医療情報管理協会 山川 美佐 様
【主要テーマ】
1. 補助金、助成金の情報提供
2. 法改正(働き方改革)の情報提供
3. 生産性向上への情報提供
【第4期活動報告】
1. 補助金、助成金の情報提供
⇒ 設備経革広場 補助金・助成金情報集
2. 法改正(働き方改革)の情報提供
⇒ 働き方改革関連法チラシの作成
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」
補助金・助成金活用委員会
主査:特定非営利活動法人 日本個人・医療情報管理協会 山川 美佐 様
【活動方針】
補助金・助成金・融資情報の提供
1. 新型コロナウイルス関連支援対策情報収集と情報提供
2. 補助金、助成金、融資情報収集と情報提供
3. 補助金、助成金、融資に関するご相談窓口の開設
【活動目標】
1. 情報の羅列から、マッチングしやすい情報提供へ
設備業者様の利便性向上
2. 利用できるタイミングでの情報提供を周知
協賛パートナーへの啓蒙
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」
フォーマット標準化委員会
主査:アクアソフト株式会社 川田 将人 様
【目的・概要】
協賛パートナー間のシステム連携におけるデータ連携フォーマットの標準化の検討
「IT推進会 見積標準フォーマット」通称:ITES(アイテス)
一つの会社で様々なシステム(CAD、拾い、見積、販売管理、会計など)を利用しています。中には、システムを導入せずにEXCELで行っている会社もあります。
システムが別々でデータ連携ができないため、対象のシステムが変わる都度、何度も同じデータを入力する必要がでてきます。
昨年より、全国設備業IT推進会に加盟する協賛パートナ企業の中で、業務システムに関連する企業が集まり、データの連携を行うと利用するユーザの皆様の業務が軽減されると考える領域について優先的にデータ連携を進めております。
【第5期活動計画】
・周知活動を強化
・ITコーディネーター協会との連携
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」
先端技術研究会
主査:株式会社iSERVE 斉藤 勲 様
【目的】
・組合会員55,000社へ先端情報を発信する
・協賛パートナーへの情報発信と情報共有を進める
・設備業とIT推進会の認知度を高める
・協賛パートナーを増やす
・加盟企業55,000社を盾に大手も勧誘する
・先端技術を持った企業との関係、人脈を作る
【第4期活動報告】
・協賛パートナーの加入誘致
・国内海外の製品・サービス情報の収集と設備業への啓蒙
・共同作業に使えそうなパソコン/スマホツールの調査
・設備業への情報提供/企業訪問
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」
ニュービジネス委員会
主査:株式会社iSERVE 斉藤 勲 様
【第5期活動計画】
・共創および事業承継支援
・協賛パートナー企業の開拓
・その他新規事業の検討・企画
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」
設備業マーケティング委員会
主査:株式会社建設システム 東 秀貴 様
【第4期活動報告】
1. 設備業実態調査による課題を把握
・PC、スマホ、サーバー等の利用普及、クラウド利用には至っていない
・システムで図面や見積もり業務を行っているが汎用システム利用が多い
・事業承継に備えて準備ができている企業は少ない ⇒ 後継者がいない
2. 施工動画サイトの拡充、IT導入企業事例の拡充
・動画収集用サイトの構築
・現場視察による施工動画撮影方法の模索 ⇒ 現場の方への依頼は困難
・研修施設を用いた施工動画収集の企画を検討
【第5期活動計画】
・設備業マーケティング委員会は第4期で活動を終息
・新規「テレワーク・Web活用推進委員会」に一部内容を引き継いで活動を実施
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」
テレワーク・Web活用推進委員会
主査:石田データサービス株式会社 曽根 淳 様
【第5期活動計画】
1. 設備業の実態調査からニーズを把握、分析
2. 設備業におけるテレワークモデル、メリット&デメリットの検討
3. テレワークツール情報収集・提供
4. テレワークご相談窓口の開設
「委員会・研究会活動報告及び活動計画」
バリューアップ委員会(VUP)
主査:岸本 敏彰 副事務局長(株式会社システムズナカシマ)
【第4期活動報告】
バリューアップ委員会に名称変更
組合及び協賛パートナー向けバリューアップ企画の実施
1. 組合向けバリューアップ企画
⇒ 組合訪問(現状ヒアリング、コミュニケーションの強化)
2. 協賛パートナーの活性化、バリューアップ
⇒ ビジネスマッチング交流会の企画と実施(6/5)
⇒ ビジネスマッチング交流会に代わる企画の実施
(定例会で協賛メンバーによる製品紹介)
⇒ 現場見学会の企画、実施(4/17、10/25)
⇒ 懇親ゴルフコンペの企画と実施(12/8)
【第5期活動計画】
テーマ:「設備業の価値を広める」
1. 組合向けバリューアップ企画
・組合訪問(Web又は対面)
・組合主催イベントのサポート(Web活用を基本)
・事例共有企画と実施
2. 協賛パートナーの活性化、バリューアップ
・Webビジネスマッチング交流会の企画と実施
・各委員会、地域分科会、定例会への組合員(運営委員)のWeb参加企画
・Webでの展示会企画支援
・組合との交流イベント企画と実施
・メンバー各社の動画コンテンツ等の収集とご紹介
3. 協賛パートナーの加入促進
・推進会メンバーからの新規パートナー紹介体制の強化
・推進会活動アプローチからの新規パートナー獲得
「設備業の現状報告」では、東京都電気工事工業組合 青年部会 会長であり、当会運営委員でもある岡垣貴志様にご発表いただきました。
「設備業の現状報告」
東京都電気工事工業組合 青年部会 会長 岡垣 貴志 様
1. 東京都電気工事工業組合について
2. 緊急現況アンケートについて
■ 緊急現況アンケート
「新型コロナウイルスの感染拡大の影響について」
【実施日】令和2年4月27日~5月8日
【趣 旨】
4月7日に東京都では緊急事態宣言が発令され、電気工事組合においても大きな影響があると思われる。そこで組合員の状況把握をし、組合としてどのような対応ができるか考えたい。
【方 法】
各地区本部より組合員へメールにて案内を送り、googleフォームに回答してもらう。青年部員にも同様に案内送付。
【回答数】2327社中 210社の回答
【結 果】
= 仕事量について =
・引き続きの案件があるため、6月現在、比較的仕事量に問題はないが、7月以降新規はあまり見込めない状況がある。
・イベントや夏祭りが軒並み中止になっている。
・学校工事などは夏休みが少なくなる影響で夏工事が減ることが予想される。
・住宅関係も新築は需要が落ち込み不調になっている。
・全体的に今後仕事量が不足していく可能性があり、組合員の協力体制が必要になる。
= コロナウイルス対応 =
・各社、新型コロナウイルス対策(マスク、消毒、現場直行、車通勤)は行なっている。
・助成金や無利子融資などの知識が不足しているので組合の会報誌で情報を提供している。
= 課題 =
・ソーシャルディスタンスや新しい生活様式などで電気組合員も対応しなければならない。
・現場作業では感染症対策と同様に熱中症対策も必要になるので、各作業員に対し、空調服の支給・水分の補給など作業環境の整備が必要となる。
・ZOOMなどのオンライン会議の活用に対応できる環境と知識。
・組合員同士が仕事の応援を簡単なアプリで行なえたり、現場への直行直帰に対応した出退勤アプリなど、簡単でアプリ同士が連携できるものがあれば活用できるのではと考えていますのでご協力をお願いします。
最後に、井上幹事長よりご挨拶があり、第二部を閉会いたしました。
ご多忙の折、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
全国設備業IT推進会は平成18年に設立し、平成28年9月に一般社団法人化し、通算「15年目」を迎えました。
更なる設備業界でのIT活用を推進するため、サービスの拡充に努め、これまで以上に設備業の皆様の業務改善、ビジネス拡大のお役に立てるよう邁進してまいります。
引き続きご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人全国設備業IT推進会
【当日の式次第】
第一部 |
13:30~14:00
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理事会 | 14:00~14:15 |
第二部 |
14:30~16:30
|