→ 株式会社富士通四国インフォテック「CADEWA Smart」HP
BIM対応フル3次元CAD CADEWA Smart新バージョンリリース
設備CADにできることは何か
建設業界では、時間外労働の上限規制や慢性的な人員不足が深刻な課題で、今まで以上の生産性向上と時間短縮への取組みが急務となっています。これらの課題を解決するため、DXを見据えた活動としてBIMが注目されおり、BIMで生成されるデータを最大限活用することで建設プロジェクト全体の効率化が求められています。
「CADEWA Smart」は、誰でも馴染める操作性、簡単な3D作成、自動作図を始めとした多彩なお助け機能、建築3DCADオートデスクRevitとの親和性を高めたBIM対応によって、お客様のDX推進を強力にサポート可能な3次元設備CADです。
特徴・機能
1. 初めてでも馴染める操作性を追求
馴染みのある、office製品のようにリボンメニューを採用。プロパティパラメーターからのダイレクトな編集や、コマンドを使わず、ハンドル操作からオブジェクト基準で作画・編集が可能。
旧シリーズよりコマンド数を減らし誰でも直感的にお使い頂けます。
ユーザーインターフェイス
誰でも馴染みやすい、リボンインターフェイスを採用し、類似コマンドを集約。直感的なコマンド選択が可能です。 | オブジェクトの情報が集約されたプロパティから、スタイル、材質、レベルの他、管材や継手・バルブなどの種類、負荷単位や均等表などからの配管サイズ、風量からのダクトサイズなどダイレクトに編集可能です。 | ||
パネルのレイアウトは自由な位置に配置が可能です。 | |||
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用途や区画に応じて描き分け可能です。シート毎に表示・検出・3D表示の設定もできます。 また、レイヤー毎の表示・非表示状態をシートに割り当てることができます。別図面のシート設定をインポートしての活用も可能です。 |
平面・立面・側面だけでなく、何枚でも自由に面を設定でき、どの面からでも作画編集が可能です。 「CG」表示切替ボタンを押下することで通常ビュー表示と3DCGを簡単に切り替え可能です。 |
直感的なハンドル操作
コマンドを起動しなくても、ハンドルからダイレクトに作画・編集できます。
[スペース]キーを押す度に、ハンドル種類の切換えが可能です。
2. 簡単に3D図面作成「見える化」で皆に伝わる
CADEWA Smartの機器器具やルート作画機能を使って、2次元CADで作画する感覚で平面図を仕上げると、立面やリアルな3Dが同時に生成されます。視点切り替えによってあらゆる角度からイメージを確認できます。2次元建築図を基に柱・壁・梁などを一括3D化することも可能。建築と設備の干渉確認も容易になります。その他、鋼材や吊り材の3D表現も可能です。
3Dの図面を簡単作画・簡単確認
・詳細な三次元形状でも、素早く作画できます。
・360°どこからでも3Dが見えます。
建築3D作画
・JWやDXF等の2次元建築図を簡単に3次元建築図に変換可能です。
・汎用形状を指定し、CADEWAの柱や壁に一括で変換できます。
・2次元図面の壁や柱、建具などをなぞって3D化できます。
鋼材作画・吊材作画
・等辺山形鋼などの鋼材の3Dも作画できます。
・よくある組み合わせ鋼材や吊りバンドを利用して簡単に作画できます。
・インサート作画と同時に、耐震基準に沿った吊金物を一括で作画できます。
・吊金物の内容や吊りピッチなども設定可能です。
3. 多彩なお助け機能で図面関連業務を効率化
CADEWA Smartは、人手不足や時短のために自動化に取り組んでいます。
図面の不整合箇所を検知する「施工チェック」や「干渉チェック」でミスを無くし手戻りを防止。
「施工検討図自動作成」や「電気部材自動プロット」で図面作図時間を大幅に削減。
材料拾いだしからの積算ソフト連携や、Panasonic照明設計アプリ「Luminous Planner」、施工管理アプリ「SPIDERPLUS」「CheX」など外部アプリケーションとの連携も強化しています。
施工チェック
不整合箇所や「べからず工事」(間違った施工方法)を図面から一括でチェックできます。
施工検討図自動化
2次元の単線設計図をインプットに3次元の複線施工図を作成します。
【自動化する機能】 ・機器から配管、ダクトサイズを計算し複線化 ・適切な場所へ高さを補正 ・ルート接続の際、フレキやキャンバス等自動発生 ・干渉回避(建築躯体、電気・空調・衛生ルート) ・必要部材(FD、短管、ボックス、スリーブ等)自動発生 |
自動プロット
部屋情報と設定から自動で機器・器具を配置。配線、寸法も同時に作画できます。
【自動化する機能】 ・建築設備計画基準(令和3年度版)に準拠した設定ファイルを用意 ・部屋情報への配置(m2毎) 照度からの調整可能 ・IFC、Revitで定義されている部屋情報に対応 ・自動配線可能 ・自動寸法作図可能(寸法値を編集しての部材連動も可能) ・警報スピーカ等範囲作画可能 |
外部アプリケーション連携
部照明設計アプリ「Luminous Planner」や施工管理アプリ「SPIDERPLUS」「CheX」など、外部アプリケーションとの連携強化を図り、設計業務や現場における検査・点検業務の効率化に貢献します。
Luminous Planner Lightning Flow 連携
Luminous Planner から出力された IFCファイルから照度分布図を作成することが可能です。
また、 CADEWA Smart から出力された IFCファイルは、リアルタイム照明シミュレーションツール Lightning Flowで光のイメージを作成することが可能です。
施工管理アプリ SPIDERPLUSCheX連携
CADEWA Smart で配置した、スリーブや防火区画貫通処理材、空調機、非常照明器具、コンセントの位置が SPIDERPLUSおよび CheX で開いた図面上にアイコン表示されます。当該のアイコンをタップすると、写真撮影(電子黒板付)や測定機器結果とリンクするため、検査結果の手入力が不要となります。検査結果の書類作成において効率化が図れます。
積算連携 見積CRAFT連携
CADEWA Smartの材料集計結果を、見積CRAFT DX連携データで出力し積算連携することができます。
見積CRAFT DXの物件情報に直接変換するため、見積CRAFT DXでは、物件情報を開くだけで見積書をご確認いただけます。
動作環境
無料のデモや見積り依頼も可能です。 「CADEWA Smart」にご興味のある方は、是非一度お問い合わせください!